木取り! :: 2007年4月12日
材木として使用します木材用の樹木は、ある年数が経ちますと、伐採して
枝を払い、樹皮を剥がして、一定の長さの丸太となって生まれ変わります。

丸太から板や角材を切り出す計画の事を「木取り」と呼びます。
「木取り」とは幹の状態や曲り具合などを見極めなければならないため、か
なりの熟練を要する仕事であると言われます。
木材には、一本の丸太の切り方によって、様々な木目が現れます。
【丸太を輪切りにした面】
木口と呼び、表面には幾重にも輪になった年輪が現れます。木の繊維を分
断しており、肌触りは荒く、水分もしみ込み易く、接着や釘打ちにも向きま
せん。
【年輪に対して垂直に縦に割った面】
柾目と呼び、真っ直ぐな縦稿の木目が現れます。または、正柾目と呼ばれ
ます。中でも、四方が柾目になっている角材は「四方柾」と呼ばれ、高級品
とされています。
【年輪の接線方向に切った面】
板目と呼び、山型や等高線のような不規則な木目が現れます。
*柾目の板と、板目に板を比較すると、柾目板のほうが割れが出にくく、狂
いにくいの対して、板目板は反りや縮みが起き易いと言う特徴があり、用
途によって使い分けられています。

板目板には、乾燥してくると木表(丸太の周辺部に向いている面)を凹にし
て反り返ると言うクセがあります。
柾目板の場合は、どちらかに反ると言う事は少なく、全体に収縮する変形
が出てくる事があります。
また、木材は含水率が多いと、伸縮幅が大きくなるため、建材には乾燥さ
せた木材を使用するのですが、乾燥材にしても空気中の湿度の変化によ
って膨張収縮が起き、反りや変形などが出てくる場合がございます。(製
材された角材の場合、その収縮率は異なります。)
*それだけ木は単純な素材ではありませんので、木材の特徴を良く理解
し、「木の温もり」・「木の優しさ」・「木の心地良さ」を適材適所の材料配
置にて最大限に活かす事が、熟練した技術者の役目となってきますp(^0^)q









